» 2012 » 4月のブログ記事

朝、ご自分の車椅子で通所リハビリに来所されたY様。ご自分の席まで案内し、椅子に座り変えて頂きます。
左麻痺のあるY様には、車椅子の右側に椅子を起き、フットレストに乗っている両足を下ろし、テーブルに手をついて立ち上がって頂きます。もともと体が硬く、怖くてお尻を引いてしまわれる為足がほとんど伸びないので、介助する方も少し緊張します。しっかりお尻を上げて立ち上がってから、足を踏み変えて椅子に座って頂きました。途中、理学療法士が来てくれて「体重を前に」とか、「足を伸ばして」とか声かけもしてくれました。

少し前までY様は通所リハビリをしばらくお休みされていました。約1ヶ月・・・戻ってこられたY様は以前より少し立ち上がりがしにくくなっておられ、入浴や排泄の動作もお手伝いの量が増えていました。

Y様の奥様は、なるべくご自宅でY様の介助をして過したい、と思っておられます。衣類の着替えや整容などはご自宅でもあまり負担無く奥様が行えますが、トイレの動作が一番のネックになっていました。立ち上がってトイレの便器に座り変えたり、便器から車椅子に座り変えたりする動作がとても大変で、それができなくなったら在宅で過すことは難しくなる、とおっしゃっていました。

通所リハビリでもなるべく座り変えの動作をたくさん行って、自宅でのトイレ動作時、介助の負担を少なくするようにして行きたいと思います。理学療法士が行う個別リハビリでも、そのための基礎訓練と動作訓練が主になります。
自宅で過すため何が一番ネックになるかは、人それぞれ違います。Y様が自宅で長く過して頂けるにはトイレの移乗動作がネックです。もし、Y様のトイレ動作に集中的なリハビリが必要ならば、私たちの施設に数ヶ月入所して頂き集中的なリハビリを受けて頂くことも必要かも知れません。ご本人の気持ちや奥様の気持ちに沿って、一番良い、成果の上がるリハビリ提供を提案できるようにしたいと思います。

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本当にお待たせしました。去る4月9日から一週間かけて実施したお花見の写真をアップさせていただきます!
巷の桜は散ってしまったところがほとんどでしょうが、わが通所リハビリのお花見の写真には、まだ桜が一杯です!!
左はドライブで通り抜けた飯森の桜です。

 

 

右側の場面も同じく飯森です。
こちらもお花が一杯!!ご参加の皆様が「きれい!!」と感動の声をあげてくださったところかな~

 

 

そして、ドライブの後、アンジェロ近くの公園でおやつタイム・・・
桜の木が3本ほどありました。間近でみる桜のアップもとてもきれい・・
皆さんで輪になってお茶とおやつ「桜どらやき」を頂きました。

春の息吹を感じていただけたら、とても嬉しく思います・・・

 

この後、アンジェロまで徒歩で帰られた方もおられます。
歩いて目的地まで行くことで、達成感を味わえます。できるだけ多くのご利用者にその達成感を味わっていただきたいと思いました。
今回のレクリエーションでそれが実現できなかった方にも、また、違った場面でそういう機会を設けていこうと思います。 

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随分、温かな季節になってきました。桜の木も、葉を出し始めているものもありますね。
今回は4月のおやつレクの内容です♪

4月の予定にも上がっていたように今月は「桜餅」を作りました。毎年、恒例になりつつある皆様に人気のおやつです。


                  あんこを包むお米は、本来もち米ですが、アンジェロで作る桜餅の生地は、うるち米にゼラチンを混ぜて炊飯して作っていきます。
食紅で程よく色をつけると写真のように桜色に  炊き上がるのです☆

とても綺麗ですよね。




さぁ、ここからが皆様に作業していただく本番です!!
各テーブルごとに先ほどの生地とあんこをお配りし、ご自身のものを包んでいただきました。

色づいたお米を見て「綺麗やね~」という声をたくさんいただきました(^^)v



そして包むときになると皆様真剣そのもの。ラップに包んだ材料を丁寧に包んでおられました。作る中で、自然と話も盛り上がり
「やっぱり季節もんは良いなぁ」
「甘いもの好きやから嬉しいなぁ」
等など、各テーブルから賑やかなお声が聞こえていました。



季節を感じるということも立派な見当識(季節や時間・場所の認識)を意識する機会ですし、自然と、集中して手を動かす場となります。
セラピストがお声かけする個別リハビリとは違った刺激にもなったのではないでしょうか。
おいしいお味もついてきますし、一石二鳥かもしれませんね。今後も皆様に積極的に作っていただけるような事柄を提供できればと考えていますので、リクエストがあったら、教えてくださいね。

 

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17日から造幣局の通り抜けが始まりましたね~
アンジェロ通所リハビリの花見は、4月の予定でお知らせしました通り、先週9日(月)から14日(土)の6日間実施しました。飯盛山への花見ドライブと近隣の桜が植わっている公園でおやつタイム・・・公園からは徒歩でアンジェロに戻る方もおられました。
6日間のうちお天気の都合でドライブのみになった日が2日間あり、その日にお花見に当たったご利用者の皆様には少し残念でした。
また、初日の9日(月)には花がまだ開ききっておらず3分咲きかな?という感じだったのに、翌日には急に8分くらい花開き、週末14日(土)には桜吹雪・・・という、桜の短い花の一生を見せられた感じです。
公園でも3本ほどの桜があり、花が間近でみられるので、それはそれで桜の美しさに魅了されました。おやつも花見にちなんで「桜どらやき」・・・
おやつの後、頑張ってアンジェロまで歩くかどうか・・・迷った末歩くことに決めた方もおられますし、次の機会に取っておかれた方もおられます。

桜の時期は本当に短く、毎年何か気ぜわしい中でのレクリエーションになってしまいますが、公園から徒歩で戻ってこられるお姿や、桜の花びらをテーブルに並べておられるご様子を見せて頂いていると、企画して良かったな~と思います。4月の作業・レクリエーション担当職員の苦労も報われる瞬間です。

今回のレクリエーションも写真をたくさん撮りましたので追々アップしていこうと思います。楽しみにお待ちください。

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事例発表会シリーズも最終回。在宅支援部からの3つ目の発表は通所リハビリの理学療法士(PT)からです。
介護保険の認定には、大きく分けて二つ 「要支援」と「要介護」があります。要支援の方は日常生活はほぼ自立されていることが前提ですので、通所サービスの提供内容も主に予防視点でのものに限定されてきます。 運動、口腔機能、栄養の3つの方向から、如何に健康を維持し、日常生活の自立を継続していただくか、を目標にしています。今回のPT の発表は、通所リハビリでの要支援のご利用者との関わりを、アンケートを通じて専門職として考察したものでした。

通所リハビリのリハビリ専門職が「要支援」のご利用者に関わる時、それは主にお身体の状態の把握・評価と目標設定、通所で提供するプログラムの決定などに限られてくることが多いです。ご利用日にマンツーマンで行う個別リハビリを実施する「要介護」のご利用者に比して「要支援」の方との関わりが希薄になっていることは否めません。
そういった状態が、要支援のご利用者の心理面に及ぼしている影響をアンケートによって確認しました。その結果、リハビリ専門職ともっと関わりたいと思う方が多い一方で相談したいことがある方は少ない、との結果で、これは日頃の関わりが少ないことから信頼関係の未構築によるものではないか?と考察しています。
また、現在ご利用中の要支援の方に対するプログラムの見直しについても検討しました。それによると、要支援の方の身体面について、筋力低下よりもバランス力低下が多く見られ、この面でのプログラム強化の必要性があると結論付けています。
その他に、自宅での運動プログラムを教えてもらい実施したい、との希望が多く、筋力低下予防の為運動頻度を上げるためにも自宅での運動は必要なことから、自宅でのプログラム提供とその実施が継続できるよう支援し、またその評価が必要である、と述べました。

介護保険制度の目的でもある介護予防の成果を得る為には、個々のご利用者に適したプログラムの提供とプログラム実施継続支援、また結果の評価とそのフィードバックを継続することが必要であると考えます。
また、理学療法士等が、気軽に相談できるリハビリ専門職として「要支援」のご利用者とも関わりを深めていくことが大切であり、リハビリ専門職が通所リハビリに専属であるアンジェロ通所では、そういったことが実現しやすい環境にあると思います。

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 O様、80歳代(ちなみにもうすぐ90歳)男性・・・生駒のちょっと南にお住まいで、電車の駅へ行くのは少し不便。でも数年前までは近鉄電車に乗って、なんばや天王寺へはよく出かけておられたそうです。花のきれいな季節には、妹さんの旦那さんとよく花を観にも出かけたとか(仲のよい兄妹ですね)・・・

ちょうど3年前の春、色々な話の中で 「あべのの近鉄百貨店が建て直しするて。わし、最後や思って行ってきた。店もほとんど閉めてたで。超高層ビルを建てるんやて~」 「でも、完成には4年はかかる。わしは完成は見られへんな~」 などと話しておられました。

あれから3年・・・・
そんなO様も、ここ最近は一人で難波や天王寺なんてとても出かけられなくなっておられます。それでも、たまに娘様と一緒に出かけることはあるとの事。
昨日、たまたまお昼ご飯を一緒に食べている時 「そういえば、あべのの超高層ビル ハルカスって言うらしいですね」 などと、話をしていて、ふと3年前 「わしは絶対、ビルの完成は見られへん」 と仰っていたことを思い出しました。
あれから、もう3年も経つんだ、と驚きながら・・・ 「O様、絶対ビルの完成は見られへんって言うてはりましたけど、平成26年春に完成するらしいですやん。あと2年!!絶対、O様完成が見れるわ~」と言いましたが・・・
「いや~無理やろ。もうすぐ90歳やで~ わし、もういつ死んでもおかしないしな~」などと、気弱なことを仰います。 

  平成26年春が待ち遠しい!! O様に絶対 「あべのハルカス」の完成・・・ 見て欲しいな~
             

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先日アップしました事例発表会の第2弾、在宅支援部からの2題目 「認知症短期集中リハのその後」をお伝えしたいと思います。
通所リハビリテーションのOT(作業療法士)がここ2年ほど、記録観察と考察を加え発表したものです。

平成21年度の介護保険改正のときに、「認知症短期集中リハビリ」が、通所リハでも提供できることになり、対象の方でご希望のある方に実施してきました。新規ご利用から3ヶ月間だけ実施できるこの特別なリハビリは、多くの方に効果があることがはっきりしており今回の改正でも引き続き実施が認められています。今後、認知症の高齢者が増えると予測されている中で如何に認知症の進行を食い止めるかは大きな課題です。

発表では、まず認知症リハビリを3ヶ月間実施し期間が終了したご利用者にどの程度の効果があったかを観察しました。その結果、多くのご利用者の認知症評価レベルが上昇していました。(これは、今まで色々なところでエビデンスがはっきりしていることです)
次に、それら対象者に対し、認知症リハビリ終了後、通所リハビリでの一般的な活動(集団での体操やプリント課題、他者との交流など)への参加状況を観察し、参加状況によって、その後の認知症の評価レベルがどう変わったかを調べました。それによると、自主的に参加する方や促しにより参加する方は、レベルを維持する方が多く見られました。反対に、活動に参加されなかった方は、認知症のリハビリで上昇した評価レベルに低下が見られました。
これらから、認知症リハビリでせっかく認知症の評価レベルが上がっても、その後色々な活動に参加されないとレベルの低下が見られる、ということがわかります。活動への参加は、自主的な参加でもスタッフの促しによる参加でも、どちらでも効果があることもわかりました。

これらの結果から、ご利用者の皆様への認知面での効果的な関わりとして、色々な場面で積極的に参加を促すようにすることが効果的であること、そのためにどのように活動への参加を促し、上手に対応していくか、を私たちは検討していく必要があると考えています。
ご利用者の中には積極的、社交的で自ら活動への参加をされる方もおられますが、消極的でまったく活動への参加に興味のない方もおられます。今後は、特にこういった消極的な皆様への関わりをどうするのか、これも古くて新しい課題として検討が必要だと思われます。

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やっと春!!少しずつ暖かくなった風・・・明るくなった日差し・・・ 地球の公転の場所が少し違うだけでこんなにも環境が変わることに改めて自然の力のすごさを感じます。
さて、4月の予定をお知らせします。

4月2日、17日        映画会。今月はハリネズミの生態??ちょっと興味わきますね!

4月6日と何日だっけ?   おやつレクリエーション  毎年恒例の「春は桜餅」です。 牡丹餅のように大きな桜餅ができてくるのでは?

4月9日~14日      4月の最大イベント!!お花見ドライブと公園でのおやつ・・・ 4月の担当者は案内状つくりから参加者リスト作り、ご参加日の決定とご案内、乗車表作り・・・・ひたすら頭をひねって計画を立ててくれました。  1週間かけて出かけます。桜にあわせて計画したつもりですが、はてさて今年はあたるかな?ドライブの後は、春の風に当たりながら近隣の公園でおやつタイムを楽しみましょう。外の環境に対応することも一つのリハビリです。

4月の作業は、「箸袋つくり」です。折り紙を3種類使って、春をイメージした楽しい作品を作って頂けたらと思います。見本の写真を載せましたが、ご利用者の皆様の出来栄えもご紹介して行きたいと思います。

 

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強風と雲のイラスト素材今日のお天気は大変でしたね。天気予報で「大荒れ」と予想していましたが、午前中の様子からは予想できないくらい急な展開で風と雨の大嵐!
昔から雨風は世界を洗い流し清めるものと云われてきました。新年度を迎え、周りがすっかり洗い清められた感じです。
今日のご利用者の皆様は、窓の外の天気の様子が急に変わったので、声も無く外を眺めておられました。

天気予報では夕方5時くらいがピークとの事でしたので、少し早めにお帰りいただけるよう準備をし、お送りしたのですが・・・・

結局一番ひどい状態の時にお帰り頂く事になった方もおられ、本当に申し訳ありません (><)
文明の利器を使った気象予報をもってしても、数時間の誤差は仕方ないですね~

傘は役に立ちませんでしたのでバスタオルを被って頂いたり、合羽を着て頂いたり。それでも少し濡れてしまいました。
帰宅後は濡れた物はすぐ着替え、暖かくしていただくようにお伝えしています。

嵐の合間に明るい日差しが射した時があって、空が不思議な色を呈し神々しい感じがしたのが印象的な・・・・それでも大変なお帰りでした。

こんな日でしたが、今日の通所リハで、何か一つでも良かった事、楽しかった事を見つけて帰って頂けたなら嬉しく思います。

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4月になりました。新年度の始まりですね。 日本人にとって、お正月の1月と、この桜の咲く4月は新しい門出の時期としてことさらに感慨深く、身の引き締まる思いがします。
今日は、施設内の行事の一つ「事例発表会」が、3月29日に行われましたので、少しその話をさせて頂きます。
小集団活動・勉強会・ISO活動・QCサークル活動ブログ履歴を遡って頂くと、前回や前々回の事例発表についても投稿があると思います。施設内の事ですので、失敗しても何でも、発表することに意義がある、と背中を押してこのところ10題以上の参加があります。

我が在宅支援部でも、通所リハビリテーションから2題、ケアプランセンターから1題の発表がありました。
今日は、ケアプランセンターからの発表をかいつまんでお話します。(シリーズで後2回、通所リハの発表も紹介しますのでお楽しみに!)

居宅のケアマネは在宅でお過ごしのご利用者が、なるべく健康で自立した生活が維持できるよう、また、ご家族にとっても負担の無い生活を送っていただけるように支援するために仕事をしています。また、ご本人、ご家族の希望を聞くだけでなく、介護保険という公的な保険のお金をどう使うかの目付けのような働きもあります。如何に効率よく、効果的な介護保険のサービスが提案できるか、が腕の見せ所です。
ところが、ケアマネが「こうしたらいい」と思っても、ご本人やご家族に受け入れられないこともよくあります。最終的にサービスの利用を選択するのはご本人ご家族ですので、それはそれでいいのですが、どう考えてもサービスの利用が必ずや好結果をもたらすであろうと思われる時に、サービス導入を渋り、結局毎日大変な思いをされているのを見るのはつらいことです。

ケアマネ側の問題はあるかもしれませんが今回はそれは置いておいて、サービス利用に否定的なご利用者に地域性や考え方、家族構成など何らかの共通点があるのか、などを聞き取り方式にて考察したものでした。
結果に有意な差が現れず(総数nが少なかったこともありますが)、個人の生活背景が複雑なため統計的な傾向は見つけられませんでした。どうしてサービスを利用されないのか、サービスを利用すればどんな風になれるのか、費用対効果を示せない事もあるのかもしれないと結んでいました。

公の保険料を使って利用するサービス。もちろん、利用せずに暮らせる事が一番です。 ただ、しんどくなってしまってからサービス利用を考えていたのでは遅すぎる場合が多いと思います。病気に対し予防医学が発展している様に、介護も、予防の為の介護保険の利用が不可欠です。

私たち介護保険の中で仕事をする者が、上手く根拠を示して予防の為の利用を進めていけるようにしたいと思います。

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