» 2011 » 7月のブログ記事

今回は、7月のエレクトーン演奏会の様子をお知らせします。毎月一度Kさんのエレクトーン演奏があります。

今回も、夏にちなんだ曲や、外国の曲、またまた利用者の皆さんがよく知っている美空ひばりの曲も数曲準備して頂きました。

この演奏会でほぼ恒例となっていますが、いろいろな楽器を用意してもらいます。今回もタンバリン、カスタネット、スティク、ウッドブロック、そしてハンドベルです。

利用者の皆さんの机に 楽器をお配りして、アンジェロ楽団の準備完了です。Kさんから「このタイミングで鳴らしてくださいね」とのお話のあと、エレクトーンに合わせて皆さんで合奏です。いろいろな音色が重なり合って、みごとなアンジェロ楽団の演奏でした。

 

また、もう一つ恒例といってよいのは、歌に合わせて体を動かすリズム体操を行うことです。今回の曲は、「かもめの水兵さん」でした。歌詞の中の「白い帽子、白いシャツ、白い服」のところを手で頭、服、ズボンを順番にさわっていくのです。少しの練習のあと、本番です。皆さんで「かもめの水兵さん」を歌いながら手を大きく動かしていただきました。大きな声で歌を歌いながら体も動かしていただいたりと、毎回いろいろなリズム体操を紹介してもらいます。

最後は、リズムのある曲の演奏、利用者の皆さんや職員もうっとり聴きほれてしまいました。

毎回、いろいろな思考を凝らした演奏会をしてくれるKさんに感謝とともに、次回の演奏会を楽しみにお待ちいただきたいと思います。 

 

 

 http://www.asukakai.or.jp/  

 

 

 

通所の利用者様は、ちょっと前までは和裁・洋裁・料理の達人の方ばかりなので、手先の器用な方や作業が大好きな方が多く、折り紙や編み物、小物作りなど材料を持参され自主制作をされています♪

先日、A様が折り紙で作ったきれいな傘を持って来られました☆「折りたい」とか「もっと折ってほしい」との声があり、とてもかわいかったので、職員が少し教えてもらい少しアレンジして、皆さんに作ってもらうことにしました。いつもの簡単な折り紙とは違い、上級編です。細かい山折りや谷折りがあり、なかなか折り筋がうまくつかないようです。いつも何でも簡単にこなされる方も、今回は苦戦気味です(^^;)でも皆さん、「次はどうするの?」「次は次は?」と積極的に作られていました。

作業をしておられるとその方の性格がよくわかり、とても手際よく素早くセンス良く作られる方や、ゆっくり丁寧に納得いくまでやり直して作成される方などいろいろですね。新しいことやレベルの高い事にチャレンジすることはちょっと大変ですが、できた時は皆さん満足した良い顔になります。ご自分のペースに合わせて、オリジナルの作品を作っていただけたらと思います!

とりあえず完成するとちょっと嬉しいですが、「もっときれいに折りたい」とか「次はこの色で作りたい」とか欲が出てこられるようです。また何度もチャレンジして頂けたらと思います。ちょっとした傘ブームが来そうなので、傘張り職人が増えそうですね(^^)

http://www.asukakai.or.jp/ 

なでしこジャパンが、女子サッカーワールドカップで優勝しましたね!!サッカーをいつも観ている人でなくても、決勝戦は見逃せませんでした。再放送もあったのでしっかりご覧になった方も多いのでは無いでしょうか??
今大会のなでしこの勝ち上がり方は、神懸かり的・・・と言っても良いくらいでした。ドイツに勝ったあたりから不思議な力を感じるくらい・・・アメリカを破って優勝するなんて、本当に「勝利の神様」はいるのかも・・・
テレビで色々な角度から観た今大会を振り返っていますが、「苦しいことの後には必ず良い結果がある・・・」 「決して諦めない事が大切・・・」 と信じることが出来そうな気がします。
それから心に残った言葉があります。澤選手の・・・
「1対1でアメリカと戦ったら負ける。でも、みんなの力が合わさったチームだからこそ、勝てた。」 

私たち通所リハビリテーションの、老健の仕事は、チームケアです。たくさんのご利用者のケアを一人で行うことは出来ません。また、一人の職員だけでお一人のケアを行っても、ケアそのものは行き届くかも知れませんが、とても視野の狭いケアになってしまいます。
色々な専門職が居て、色々な人の眼、感性があって仕事するからこそ、レベルの高いケアができます。出来るはずです。

一人でこつこつする仕事も有りますが、みんなで、チームで行う仕事の醍醐味は計り知れないほど大きいと思います。だからこそ、良い結果が得られたときには、一人で良い結果が得られたときよりずっと大きい喜びがある・・・のでは無いでしょうか。それは、1足す1イコール2のような足し算の結果や喜びではなく、何倍も何十倍も大きい結果と喜びに繋がるんだと思います。

そんな醍醐味があるこらこそ、チームの仕事はやりがいと楽しみが有る。一日一日は、たわいない事が嫌だったり、腹が立ったり、ちょっと嬉しかったり・・・器の小さな人間ですが、
チームのみんなで信頼しあい、本当の仲間意識を持って、真の醍醐味を味わえるよう日々切磋琢磨し、それぞれが大きな器になれる日を夢見て・・・・今日もまた反省の一日です・・・

http://www.asukakai.or.jp/    

先日、「我が家」が13歳の誕生日を迎えました。!2番目の娘が生まれた時に建てたのですが、今でも大工さんにお礼状を送り、毎年お祝いしています。

改めて見回すと、、そこには数々の思い出を発見!子供達の身長を刻んでいたり、長女が3歳の時に階段ですってんころりと派手にこけてしまい、額を10針縫う怪我をした場所があったり、夫婦喧嘩の時に、私が投げた物が創った痕跡があったり、、、等等そんなこんなの思いにふけっておりました。

さてさて、ここからが本題です。

居宅のケアマネは、利用者様が生活されている自宅を訪問しますが、「何か困っていることはないだろうか?安心して生活できているだろうか?」と考えながら、利用されているサービスのことや色々なお話をうかがっていますが、やはり多く聞かれるのが「介護や将来」のことでしょうか。
「最近、嫌でも考えるのは将来のこと。今は何とか元気で介護もできているが、徐々に足腰が弱くなってきているし、今迄できていたこともすごく時間がかかるようになっている。子供達にもできるだけ心配はかけたくないし、私が倒れたら大変だと思い毎日を過ごしている。自宅も住んで何十年、古いし段差ばかりで歩くのが一苦労。引越しも考えたけど家族との思い出が詰まっている大切な家だからね~」などなど、、思いは様々です。               

いつまでも自宅で生き生きと暮らすには、やはり「健康であること」が一番!その為には、適度な運動に食事、睡眠、生きがいをもつことなども大切ですが、普段から安心して頼れる施設を利用されることも大切だと思います。例えば、リハビリや入浴、他の方々との交流を楽しみに通所を利用されている方でも、時には体調管理や泊りでのリハビリが可能なショートステイも利用されてみるのも良いですよ。いつまでも大好きな人達に囲まれ、地域社会との交流もはかれ、自分なりの生活スタイルを築けるという、ごくごく自然なことが一番身近に感じられるのではないでしょうか。                    

住み慣れた大好きな家や地域で生き生きと暮らしていけるよう、地域情報などもお伝えできればいいな~と思っています。また、皆さまからも「自分の地域にはこんな活動があって利用してるんや~」など、何かご存じな事がありましたら、ぜひ教えてくださいね。                                                                                                    居宅ケアマネ

http://www.asukakai.or.jp/              

 通所のテーブルの上には、いつもティッシュの箱とチラシで作ったごみ箱を置いています。このチラシのゴミ箱は簡単に作れて使い捨てができて、とても重宝している代物です。

週に2回ほどご利用されているS様は、毎回来られる日にこのゴミ箱を10個ほど 作って持って来て下さっています。

「今日も持ってきたよ。少ししか作られへんけど、また使ってちょうだいね。」

「ありがとうございます。いつもすいません~助かります♪」 といつもの会話

「職員さんの仕事を少しでも減らしてあげられるかなと思って!!!少しでもお役に立ってるかなあ~。手が思うように動かへんから上手に折れてないけど・・・ぶ厚い紙を選んでるからしっかりしてるよ。指のリハビリにもなってるから。」

うれしいお言葉で、本当に感謝の一言です。毎日使う消耗品なのでとっても助かっています(^^)

S様は大正生まれの90代後半です。ちょうど戦争時に広島に住んでおられて、原爆を経験され3人のお子様を抱え大変苦労されたようです。戦後の物のない時代に生き抜いて来られたとてもしっかりしたおばあちゃんです。みんなで助け合って生きてきた時代で、生活するためにはしっかりせざるを得なかったのではと思います。少し耳は遠いですが、今も一本杖で歩行され、食事も残さずに召し上がられ、体操リハビリにも全部参加され、たまには人のお世話もされたりして、何事にも自立されています。

以前息子さんにお会いした時「うちの母はしっかりしてるでしょう」と言われたのを思い出しましたが、今も人の役に立てれば、お手伝いができればという気持ちを持っておられるのは素晴らしいことだと思います。頭が下がります。

毎回ご利用を楽しみにされていて、塗り絵や折り紙等の作業も熱心に取り組んでおられますので、これからも元気でご利用頂きたいと思います。ご自分のリハビリも兼ねてゴミ箱作りよろしくお願いします
m(_ _)m

http://www.asukakai.or.jp/ 

 通所では、月に2回程度おやつレクリエーションを実施しています。多くの利用者の方におやつづくりを体験していただき、出来上がったおやつを食べていただきたいとの思いから実施をしています。

今回は、7月に入って2回目のおやつレクリエーションの様子をお知らせします。2回目となれば職員も少し慣れて、朝から準備に取りかかりました。午前中は、寒天づくりと抹茶白玉団子づくりです。

      今回も利用者の方に、団子の生地を練 ってもらい、 その後で小さく丸め、お湯の中に入れてもらいました。うきあがってきた団子をすくい軽く押さえつけて、平らな団子の出来上がりです。

寒天づくりは、熱湯を使用しますので職員が主におこないました。 

さて昼からのおやつレクの始まりの時間となりました。フルーツを利用者の方に切ってもらい、これで準備完了。

さあ各テーブルに準備したものを配ろうと冷蔵庫を開け、午前中に作り冷やしておいた寒天を見てビックリ!  しっかり固まっているはずの寒天が・・・・ 

レシピ通り作ったはずでしたが、冷やす時間が短かかったのか、一度に大きな器で冷やしすぎたのか ・・・・  寒天がおもったほど硬く固まっていなかったのです。

 このような事情により、寒天は前回より少し(たいへんかな・・)柔らかめでお出ししました。お許しを・・・

そうこうしているうちに利用者の方から、「のせるのはフルーツ、あんこ、アイス・・・ これだけやった?」とのお声が。

そのお声で、職員がはっと気づき、一番大切なものをすっかり忘れていたのです・・

それは、皆様に作っていただいた抹茶白玉団子でした ・・・・ 急いで冷蔵庫から出して皆様にお配りしました。

幸いにも、「寒天が柔らかくて、食べやすかったよ」とのお声をいただき(職員を気づかってのお言葉だったと思いますが) ほっと胸をなでおろす職員一同でした。

このような状況で、第2回目のおやつレクリエーションはハプニングの連続でしたが、利用者の皆様の暖かいご支援により無事終わることができました。

職員一同、次回のおやつレクに向けて、準備を進めていきたいと思います。

 

http://www.asukakai.or.jp/  

 男性のご利用者で、囲碁や将棋、麻雀をする方が多いのは以前にもお話ししました。男性はお話好きな方が少ないので、やはり、将棋や囲碁といった媒体があるとご利用者同士のコミュニケーションがとても上手く図れるように思います。

 70代の男性ご利用者K様は手と足が思うように動かないため、移動はすべて車椅子、洋服の着脱や食事はすべて介助、水分を摂るときには軽いマグカップにストローをつけると何とか一人でも飲むことが出来る・・・という日常で、レクリエーションや手作業にも殆ど参加されませんでした。

そんなK様は将棋が出来るんだよ、と仰っていました。何とか将棋をしてもらいたいと職員がお誘いしたことはあったのですが、「手が動かないから無理、無理」・・・・
それならば・・・と職員が手になって、駒を進める役目だけやったこともありました。(K様が「2・6金」と言うと職員が金を動かして「2・6」に進める) でも、それもなかなか大変で、次にそれをやりましょう、とお誘いしたら、気を遣って「もういいよ」と言われてしまいました。

ある時ふと思いついて、テーブルにお手製の台を載せ、それに将棋盤を載せてみたらどうだろうか?とやってみました。台を載せて盤を高くするだけでなく、テーブルと車椅子の位置も調整して手が盤に届くようにしました。K様も乗り気で、動かない手を何とか動かして駒が進められる様になりました。

早速将棋のお相手と対戦!
今まで、殆ど他のご利用者と関わりを持つことの無かったK様が来所の度に将棋をされるようになり、見ている私たちにとっても、本当に嬉しい出来事でした。

今では、台を使わなくても、テーブルの上で将棋が出来るようになり・・・

 ←この写真がK様の将棋風景です。(右がK様)

ところが・・・お相手のM様が・・・・
困ったことに将棋にはまってしまい、将棋を始めると入浴も個別リハビリも「いらん」の一言でとりつく島がないという事態が起きました。
「入浴とリハビリ目的で通所リハビリに行ってるんだから、将棋ばっかりやっとらんと、ちゃんとお風呂入ってリハビリもやってきてよ」とはM様の奥様よりの苦言です・・・・今はその二つが済まないと将棋盤を出さないことにしております・・・

 とまあ、こんな成り行きもありましたが・・・・
お二人で何局も対戦され、楽しんでおられます。今後は、もう少しメンバーを増やして、他の利用者様にも入って頂けるようにしたいな~と思っています。

兎にも角にも・・・
こういう発想がたくさん出来るよう・・・ご利用者の皆さまのご様子をよく観て・・・お気持ちをよく聴き・・・情報収集・・・そしてよく考え・・・行動する・・・

そんな職員であれるよう頑張りたいと思います! !

http://www.asukakai.or.jp/ 

          昔はなかったものに、紙のパンツが有りますね。
赤ちゃんも、昔は晒しの布や使い古しの浴衣等を裂いておむつとして使用していましたが、今では紙のおむつが大流行です。

高齢者にとって、排泄は最後まで自分で行いたいものの一つです。尿が、知らない間に少し出てしまったり、トイレまで間に合わずに少し出てしまう、お腹に力を入れると出てしまうなどの症状があると、心配で紙製の「リハビリパンツ」を使用される方が増えます。洗濯も必要ないし、少し尿が漏れても洋服を汚すことが無いので便利と言えば便利です。また、汚い物の事で家族に迷惑をかけたくない、との気持ちからリハビリパンツを利用する方もおられます。

先日、通所リハビリご利用者M様の息子様のお嫁さんにあたる方が、「おばあちゃんはトイレに行く時、間に合わないのか廊下におしっこを少しこぼしているので、リハビリパンツにしたんですけど、このままで良いのかな?いつも廊下を汚す訳じゃないんですけど・・・」と仰いました。
お嫁さんが「良いのかな?」と思っているなら、布のパンツにされたら・・・と提案しました。尿意があってトイレに行く時漏らすなら、少し早めにトイレの声かけが出来れば間に合う場合が多いです。また、家族様によっては、尿が少しでもパンツに付いていると嫌、と言う方もおられますので、絶対布のパンツにするべき、とは思いませんが、この時期は布のパンツの方が気持ちいい、と思われるご利用者が多いのは事実です。湿疹やかゆみなど陰部の皮膚症状がある場合も布のパンツの方が改善することがあります。

M様は通所リハビリご利用中にリハビリパンツが汚れることは少ないように思います。布のパンツに替えても失敗は無いと思いますが、念のため替えの下着を入れて頂くようお願いしました。汚れても、下着の交換をすれば済むような事で、時期的にも下着が濡れて風邪をひくこともありません。
また、今度、ショートステイの利用予定があり、その時に排泄のパターンを獲得する事が上手くできれば、ご自宅でもそのまま同じパターンで上手く排泄できると思います。ショートステイの一つの目的でもあります。

M様のお嫁さんは、すごく嬉しそうに「良かったわ。良かったわ。」と何度も仰り、職員には何でも無いことのように思われる事に、ひどく悩んでおられたのだな~と思いました。

布のパンツが良いか、リハビリパンツが良いか・・・結論は有りません。ご本人の状況や気持ち、家族様の気持ちや家庭環境など事情に合わせてご利用になるのが良いのでは無いでしょうか?
また、「こう」と決めたらそれしかダメ・・・みたいな考え方でなく、布のパンツもはくし、リハビリパンツもはくよ~っと気楽に、TPOに応じて選択するのが一番良いと思います。

これからも悩んでおられたら教えてもらいたいですし、一緒に考えたいと思います。

http://www.asukakai.or.jp/ 

今年は早くから暑い日が続いています。
高齢者はクーラー使用を我慢しない・・・事は、6月くらいからテレビなどでもうるさく言っています。部屋をガンガン冷やすのではなく27℃くらいに設定して、扇風機も上手に使って過ごせば電気の消費も減らせますね。
た、水分。高齢者が脱水状態を起こしやすいことは、これまた巷でうるさく言われているにもかかわらず、実際は脱水傾向にある人はかなり多いようです。
特別汗をかかなくても、一日1000ml~1500ml以上の水分を摂取する必要があるといわれています。これは食べ物から摂れる水分以外のことです。実際これだけの水分量を測って摂っている人は少ないかも知れません。
高齢者の場合、食事摂取量の少ない人は脱水に陥りやすい傾向があるようなので、小食の方の場合、食事以外の水分をどれくらい摂っているか注意する必要があると思われます。もともと、高齢者は体の中の水分が少ないので、下痢や発汗ですぐに脱水を起こします。

脱水状態に気づくには・・・
高齢者はのどの渇きが起こりにくいので気づきにくいです。また皮膚も乾燥した感じなので平生を知っておきいつもより乾燥していたり、唇や舌が乾燥、あるいは微熱などがあれば脱水の可能性大。そのほか、食欲低下、疲れた感じ、立ちくらみ、脈が速くなる事もあります。
また、認知症が進んだ、と思ってもそれが脱水のため・・・ということもあります。

先日、通所リハビリご利用のOさまが、自宅で突然立てなくなってしまわれました。原因は不明。主介護者の奥様も高齢で、本当に困った事態になりました。緊急でショートステイの利用となり、脱水の症状も見られたため24時間の水分観察と、食事摂取をしっかりしていただく・・・ごくごく当たり前のことですが・・・それによりお身体の状態はいち早く改善されました。

週2~3回、日中のみの通所リハビリ利用では、水分や食事の摂取量が少なく、たとえばトイレの回数や尿の量が少ないな、と思っても、連絡帳でご家族にお知らせしたりケアマネに報告する事から始まります。でも、そういう基本がとても大切。元気で若い人なら簡単にできることが、高齢のご夫婦での日常管理となると難しいこともありますね。今回は、ショートステイがとても効果的でした。

今回は水分水分と言いましたが・・・
水分のことは「水」のことだけでなく、本当は一般に「電解質」と呼ばれるものについても考えなくてはならず、その話になると難しくなるのでここでは省きました。また、腎臓や、心臓の病気のある方も、水分制限が必要な場合があり、水分を摂ることが一概に良い訳ではありませんので主治医の指示に従ってくださいね。

http://www.asukakai.or.jp/ 

H様は70代男性。
脳梗塞を2回発症された後、アンジェロの通所リハビリテーションに来られました。左半身に軽い麻痺が後遺症として有りましたが、何とか日常の事はご自分でも行っておられました。ご本人は左手の麻痺をとても気にしておられ、「左手が自由に動くようになったらいいのに・・・」と言うことをよく仰っていました。ご性格はとても社交的だったので、他の男性とも仲良くされていました。特に麻雀が好きで、よくメンバーを誘っては麻雀をされているのをお見かけしました。上手く動かない左手も使って牌を積んだりされていました。

ところが、3回目の脳梗塞を発症され入院。しばらくお休みをされていたのですが、一ヶ月ほど前に通所リハビリを再開されました。
今回の脳梗塞では、脳の言葉を司る部分が影響を受けたそうです。再開一回目に利用された時は以前と違い、ご自分の思いを言葉にすることが殆ど出来なくなっておられました。話したい事はたくさんあるのに言葉に出来ないもどかしさをじっとこらえておられるような感じで、身体のだるさの様なものもあってベッドで横になる時間も増えました。以前仲良くされていたご利用者とも少し距離を置いておられ、麻雀にも全く参加されなくなりました。
その後、言語聴覚士のリハビリテーションを受けながら、フロアでもご自分の名前や今日の日付などを一生懸命紙に書いて練習されたり、職員の話しかけに答える言葉も少しずつですが増えてきて笑顔も少し出てきたころ・・・
のご利用者がされている麻雀を傍で観戦するようになっておられました。「麻雀やりませんか?」の声かけには、苦笑いをして首を横に振っておられましたが・・・

それが、先日・・・
何人かのご利用者が麻雀台に、いつものように集まって行かれた時、H様も同じタイミングで麻雀台の方に移動され、以前と同じような雰囲気で台の椅子に腰掛けられたのです。
一緒におられたご利用者が 「今日は体調がよろしいんですかな?」 と話しかけられ 「はあ」とうなずいて、おもむろに左手も使って牌を並べ始められました。

特別なことは何もない、普段と変わらない雰囲気で麻雀が始まりました。 一部始終を見ていた私は、何だかすごく感動しました。
H様は、ご自分のペースで、自分の能力を計り、周りの様子を見ながら自分の入るタイミングも計り見事成功されたのだなあ・・・と。
また、周りのご利用者が、復帰されたH様が今までと違うことに気づいておられたのに、本当に自然なかたちで受け入れておられた事にも、驚くと共に嬉しく思いました。

ご利用者間の暖かいもので、私たち職員の心も暖かくしてもらった気がしました。

 http://www.asukakai.or.jp/ 

2011年7月
« 6月   8月 »
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031