» 2011 » 3月のブログ記事

震災から2週間以上経っても、まだまだ悲惨な事実が毎日明らかになっています。平時であれば、新聞等の一面に大きく載るような出来事が東北のあらゆる地域で起きている事がわかります。

同じ介護老人保健施設も被災していて、その被災状況も明らかになってきました。多くのご利用者が亡くなったり行方不明になっておられること、最後まで入所ご利用者と一緒におられた事務長や他の職員も亡くなったり行方不明になっておられる事がわかってきました。全国老人保健施設協会も支援のために、要介護者の受け入れやボランティア派遣、支援物資送付、義援金募集など始めています。

ここ奈良では震災の影響による何かしらの不便は今、ほとんどありません。食べ物も水も電気も不自由なく過ごせています。それでも、おむつの購入に滞りが出てくるなどの影響も出始めました。長い目で見ると色々な支障が出てくる予想もされています。

今私たちの出来ることはわずかですが、わずかな支援でも大勢集まれば大きな力になれると思います。復興にはまだまだ時間と人手、お金がかかるでしょうから、一時的な支援にとどまらず継続した支援を行っていけるよう、心を一つにしていたいです。

 

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今日は、アンジェロ施設内で行われる半年に一度の事例発表会でした。以前にも紹介させて頂いていますが、様々な部署から統計や事例として取り組みを発表し、お互いの仕事に生かす場としてとても有意義だと思います。

今回は第3回。発表の内容もとてもすばらしく、またプレゼンテーションの仕方も工夫されていてとても驚きました。

通所リハビリは、今年度皆様にご協力頂いたアンケートの結果を発表しました。通所リハビリテーションの今後のプログラムに生かせればいいなと思います。

また入所からは、認知症の為食べられなくなっていたご利用者の様々な変化や、立ち上がって転倒するため他の施設で拘束されていたご利用者を拘束なく介護することでその方本来の笑顔を引き出せた事例などが紹介されました。

どの発表からも、人の想いが相手の人の心を動かし、身体的な変化や精神的な安定をもたらすことがわかります。 我が施設の職員を自画自賛するようですが、こんなに真剣に人のことが思える人が多いなら・・

個人的な見解ですが、今の日本、捨てたもんじゃない・・・

東北関東の震災で毎日本当に心が痛み、こんな現実が平和な日本で起きることが信じられず辛くてたまりませんでした。

でも、どうでしょう、手前味噌ですが、こんなにも一人一人のご利用者の事を想い、一生懸命に取り組む事ができる人がたくさんいるのです。そんな姿勢をみていると、地震や津波でずたずたになった町も、ぼろぼろになった被災地の人心も、人との関わりの中で必ずこの苦しみを乗り越えられる、きっと立ち直れる、と思いました。 

きっと・・・必ず!

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少し前におやつレクリエーションとして桜餅を作った事を紹介させていただきましたが、今回はそのこぼれ話。

「今日は、おやつを作りますよ」

 とお伝えさせていただくと、その反応は様々なものです。

そうか!頑張って作ろう

作るより食べる方が楽しみやわぁ。」

 など、その方によって思いは様々です。

 しかし、やはり皆様、甘いものはお好きな方が多いようです。

 おいしいものが食べられる♪となると楽しみで、いつも歩く際に疲れを訴える利用者様も歩行のペースが上がったりすることがありました。

ワクワクする事や、何か目的を持つ事は、歩行や運動の意欲に繋がるなぁと感じた一時でした。

 また、利用者様の中に以前、和菓子屋をされておられた方がおられ、本格的に包むときの方法を教えてくださいました。普段なかなか聞けない話題ですのでとても勉強になりました。

日常で皆様とお話しする中で、職員が学ばせていただく事がたくさんあります。これからも皆様に色々なことをお聞きすると思いますが、皆様の知識を分けてくださいね♪

 

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本当に大変な地震と津波の被害。日が経つにつれ被害のひどさが明らかになってきました。連日心が痛むニュースの連続です。

その日、通所リハビリを終えて、ご利用者の皆様を送り出した後、送迎から戻った職員が「大変な地震と津波があったらしいよ」というのでテレビをつけてみましたら・・・翌日からのご利用者の話は、そのことばかりでした。 「若い人が亡くなるなんて。代わってあげたい」という方や、「千年に一度くらいの災害やって、そんなんに出会うなんてなあ」 ・・・・

たまたま東北関東で有ったことですが、私たちの地域で有った時にはちゃんと対応できるのか、定期的な避難訓練では思い描くことのない緊張感を感じました。

そして、たまたま地震が起こらなかった地域に住んでいる私たちに出来る事は何か・・・日々の通常業務を滞りなく進めて行くことはもちろんですが・・・未曾有の逆境にも、暴動等起こすことのない秩序のある行動をとられている被災地の皆様に 微力でも力になれることは何か・・・真剣に考えて実行しなければならないと思っています。

亡くなられた方のご冥福を祈ると共に、現在避難されている方々が一日も早く元通りの生活が送れますように。 

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 既にお知らせしましたように、3月の作業は「名札作り」です。通所リハビリに持ってきて頂く鞄に付けて頂いたり、杖にぶら下げて頂いたり・・・

もう、半分くらいの方に作って頂いたでしょうか??皆さんセンスが光る作品に仕上がっています。今日は、その中で 田○○○様の作品を紹介します。

まずは、和紙の台紙に、千代紙やスパンコール、シールなどお好きな物を選んで頂き配置します。ポップ調や行書体で印刷した名前を置いて、ラミネート。パンチで穴を空けて少しキラキラした手芸用のひもを通せばできあがりです。 とても簡単ですが、人によって全然違う物ができあがり、とても面白いですよ。 お一人2種類ずつ作って頂いています。

写真の 田○○○様のものは、ピンクが、「秋のイメージ」 ブルーが「春の桜が散るイメージ」だそうです。 ブルーの方が個人的には好き!と仰っていました。 本当に素敵ですね。 私にはとてもこんなデザイン思いつきません・・・  鞄と、杖にぶら下げて、今日も通所リハビリにご参加頂きました。

出来ればご利用者全てのできばえをご紹介したいくらいですが・・・紙面が足りませんので、今日はこれにて・・・(笑)

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アンジェロには、ご夫婦で利用して下さっている方が二組いらっしゃいます。ご利用日も実は同じです。 お家でも一緒なんだから、通所リハビリは利用日を変えても良さそうなもの・・・と職員は思いますが、お二人の間では同じ日に同じところに出かけていくのがいいみたいです。

そのうちの I様・・・奥様は週2回、ご主人は認定の関係で週1回のご利用です。一緒に来られる日には、席は違ってもそれぞれがお互いを気遣いながら過ごされているのが、職員にも伝わってきます。奥様のご利用日でご主人がご利用で無い日には、奥様はよくお休みをされました。 「主人と一緒でないので・・・」 と言うお休みの連絡が入るんです。 息子様が 「それではいけない」 と積極的に関わるようになって、奥様お一人でもご参加頂けるようになりました。 実はここだけの話ですが・・・聞くところによるとお二人は大恋愛の末のゴールインだそうで、60年たっても仲良しのお二人に拍手です・・・

もう一組 T様・・・ 明るいご性格の奥様が先にご利用でした。 ご主人も認定を受けられて一緒に利用することになりました。 積極的で姉御肌の奥様も、ご主人の前では夫唱婦随、楚々として従っておられるのを見て、さすがだなあ・・・と夫婦円満の秘訣を教えてもらった感じです。

素材ナンバー 1809260 : 「元気な高齢者」周りのご利用者も 「あら~ご夫婦なの?」 とうらやましそうにお話しされます。 本当にほほえましく、これからも末永くご夫婦お揃いでご参加して頂けるよう、心から祈っています。

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少し話題が下火になりましたが、大学入試でインターネットカンニングをした予備校生が逮捕され、騒がれましたね。 携帯電話を試験中に使うのは難しく、組織ぐるみのカンニングではないかとか色々取りざたされましたが、結局一人の19歳の男の子がやった事のようです。

この学生の家庭環境や成績のことが新聞紙上を賑わせ、色々な意見が飛び交いました。インターネットで解けるような問題で学生を選択するのは正しいのか?試験で学生を選ぶ時、その人の知識を問うのか、知恵を問うのか、と言ったようなことでした。

この予備校生にとって人を評価する手近な一つの方法が 「いい大学に入学すること」 だった事は、今の教育制度では致し方ないかもしれませんが悲しい現実です。

こういう事があると、人は、人としているだけではダメなのかな?と考えてしまいます。 「いい大学」に入れないとダメなのか。 成績が悪かったら、勉強が嫌いだったら、人と騒ぐのが好きじゃなくて一人で過ごすのが好きだったら、身体に障害があったら、歳をとったら、病気になったら、ダメな人間なのか?

通所リハビリには色々な病気の方に来て頂いています。 お身体は元気で一見どこが悪いの?と思われる方もいらっしゃれば、ほとんど寝たきりの方もいらっしゃいます。 それぞれ、様々な「病気」という事情を抱えながら、その人なりの目的を持って参加されています。 そこには 同じ空間、同じ時間を共有しながら偏見のない人の集まりがあると、私たちは信じています。どんな障害を持った方でも、人としてその存在はとても尊い。 それぞれのご利用者の小さな変化やささやかな目標であってもその達成を、ご本人やご家族と一緒に喜びたいと思っています。

通所リハビリという一つの同じ空間を共有する仲間として、有意義な時間を共に過ごせますよう、職員は仲立ちさせて頂きたいと思います。                                                                                                                                                            

いつも1時半頃からお昼の体操が始まります。主に下肢筋力、持久力の維持向上を目的に構成された内容ですが、ずっと体操をするのは疲れますので、途中休憩し雑談の時間をはさみます。そして最後、足踏みの運動が終わったら指の体操をして終了。最後に週替わりで一曲歌を歌って終わることにしています。

今週の歌は、時節柄 「仰げば尊し」 です。 最近の卒業式は様変わりしていますので滅多にこの歌を歌う学校はありません。 でも、通所ご利用の皆さんにとってこの歌は、学生時代何度も歌って来られたのでしょう。ほとんど歌詞を見ずに歌われます。 音楽が流れると、今日のご利用者の中には涙ぐむ方も・・・ また、「身を立て、名をあげ、やよ励めよ」 ではじーんとした空気が流れます。 その昔、皆さんが学生だった頃、どんな励ましの言葉を胸に社会に出て行かれたことでしょう。 戦争中で学徒動員した方もおられたと聞きました。 職員も じ~んと熱いものを感じながら 一緒に歌います。  様々な想いを胸に抱いて この一週間大合唱が続きます・・・

(1) 仰げば尊し 我が師の恩
  教えの庭にも はや幾年(イクトセ)
  思えばいと疾(ト)し この年月(トシツキ)
  今こそ別れめ いざさらば

(2) 互いに睦(ムツミ)し 日頃(ヒゴロ)の恩
  別るる後(ノチ)にも やよ忘るな
  身を立て名をあげ やよ励めよ
  今こそ別れめ いざさらば

(3) 朝夕なれにし 学(マナ)びの窓
  蛍のともしび つむ白雪
  忘るるまぞなき ゆく年月
  今こそ別れめ いざさらば

                                       通所では 2番まで歌っています・・・ 

 

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お誕生日を迎える方にお渡ししている、今年のプレゼントはありきたりですが 「色紙」 です。去年は、手作り巾着をお配りしましたが、 「写真が無いのは寂しい」 とのお声を頂いて、今年は職員と一緒に撮った写真にメッセージを添えてお配りしています。 確か2年前にも、フォトスタンドに写真を入れてお渡ししましたね~

ご高齢になると写真を撮る機会が減ってしまうんだと仰っていました。 還暦や古稀、喜寿、米寿とお祝いの時にしか写真を撮るきっかけも無いのかも知れませんね。それでも、しわの目立つお顔を撮られるのがイヤだと仰る方もおられます。

そのしわは・・・その白髪は・・・ 長年社会に貢献された証です。  胸を張って写真に写って下さいね。 お誕生日をお楽しみに・・・

今年はなぜか皆さん、本当に、特別いい笑顔で撮れているように思います。 職員の自画自賛ですが・・・カメラマンがいいのかな~

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3月5日は桜餅作りをしました。 まずは、桜餅の作り方かた紹介。うるち米とゼラチン、少量の砂糖と塩を炊飯器で炊き・・・材料として、道明寺粉を使わないのは「ようするに手抜きだね?」などと仰るご利用者もおられ・・・オッと辛辣・・・食紅少々を垂らして上品なピンク色に。 

 

 

 

お茶碗にラップを敷いてそこに生地を広げ、あんこを載せて上手にくるめば完成間近・・・

 

 

 

 そこに桜の葉を巻き付けると、とっても上品な桜餅のできあがりです。

写真のものは、作った中で一番小さいものを提供してもらいました。ご利用者の召し上がったのは、実はこの倍はあるぼた餅??のような大きさでしたよ。せっかくなので、お茶は緑茶を用意し、陶器の茶器で提供しました。皆さんしっかり召し上がって頂き、「見た目はともかくおいしかったよ」と感想を頂きました。 あと2回桜餅作りをする予定です。今回は利用日で無かったご利用者も次回はご参加頂けると思います。

 

 

今回は各テーブル毎に材料をわけて、なるべく工程を見て頂き、出来れば少しでも作業に関わって欲しいとの職員の気持ちが伝わったのか、いつもは手を出さない男性ご利用者もお手伝いして下さいました。「僕たちの時代はね、男子厨房に入らず・・と教えられたんだがな」と仰いながらも。

簡単なのでお家で作って奥様に召し上がって頂けると、きっと、すご~く喜んで頂けるのではないかと思います・・・そんな話をしますと 「そんなことしたら天地がひっくり返る」と言われちゃいました・・・

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